MAKUTENマクテンの製品紹介

マクテンは、安全で美しい空間を実現するために開発された、軽量で柔軟な天井材です。
天井を吊るのではなく、壁に固定してシートを張る独自の工法により、シワのない美しい仕上がりを可能にしました。マクテンの特長や工法についてご紹介します。

MAKUTENマクテンとは

ファイバーシートの高性能マク天井MAKUTEN 天井は「吊る」から「張る」時代へ

マクテンは、軽くて柔らかい膜材を使用した天井です。
一般的な天井が重たいボードを吊り金具で支えるのに対し、マクテンは天井を吊らず、
壁に固定して引っ張る独自の工法を採用しています。
1枚の大きなシートを広げ、専用の金具で張り上げることで、シワのない美しい仕上がりを実現します。

もくじ

ファイバーシート天井システム

専用のテンション金具で強化ファイバーシートを隙間なく水平に張ることにより震災時の落下やケガのリスクを軽減する安心・安全な膜天井。

※特定の地震対策義務化等にも対応しています。

MAKUTENマクテン特徴

1.地震に強い天井

  • 強靭なファイバーシートで軽量な天井を実現。特定天井の対策にも使用可能。
  • 天井の落下リスクを低くする

2.空調効率の向上

  • 空間を区切って空調効率を向上
  • エアコンなど既存の設備も取り付け可能

3.工期の短縮

  • 通常2~3週間かかっていた工事でも5日程度で施工
  • BCP(事業継続計画)対策になる

地震に強い天井

強靭なファイバーシートで軽量の天井を実現

マクテンは、強靭で柔らかいファイバーシートを採用することで、一般的な天井に比べて大幅に軽量化しています。
重さは従来の天井材のおよそ1/10程度で、地震時の落下リスクを軽減し、より安全な空間づくりに貢献します。

天井の落下リスクを低くする

従来の天井は吊り金具で支えられていますが、マクテンは天井を吊らず、壁に直接固定してファイバーシートを引っ張る独自工法を採用しています。
吊り金具が不要なため、天井落下の危険性を抑え、耐震性の高い天井を実現します。

従来の天井

空調効率の向上

空間を区切って空調効率を向上

マクテンは天井で空間を区切ることで、冷暖房の効果を必要な範囲に集中させることができます。
その結果、ムダな空調エネルギーを抑え、節電効果が期待できます。
省エネ性能を高めることで、 ゼロエネへの取り組みにも貢献します。

エアコンなど既存の設備も取り付け可能

エアコンや照明などの既存の設備をそのまま利用できるため、設備の導入コストを抑えながら空調環境を改善可能です。
現在の設備を活かしつつ、効率的で持続可能な空間づくりを実現します。

空調設備

工期の短縮

通常2~3週間かかっていた工事を5日程度で施工

従来の天井で2~3週間かかっていた工期を、わずか5日程度で完了できる工法を採用しています。
国土交通省のNETISに登録された特許技術を活用し、丈夫なファイバーシートと独自開発の専用金具を用いて、足場を最小限に抑え、短い工期での施工を実現しています。

BCP(事業継続計画)対策になる

マクテンの天井により、地震による天井崩落のリスクを抑えることで、施設閉鎖を回避し工場や学校活動の中断リスクを防ぎます。
マクテンは軽量構造で安全性が高いため、BCP対策としても有効です。

施工中

MAKUTENマクテン
こんな建物に向いています

マクテンは200㎡以上の大面積の施工を得意としている工法です。
特に工場や学校、体育館など大規模な建物で天井の耐震化が求められる施設を中心に導入されています。

工場

工場

学校

学校

体育館

体育館

MAKUTENマクテン
選ばれるポイント

項目 makuten iconマクテン(膜天井) 従来の天井
重量 一般的な天井材の約1/10の軽さ。 重たい天井材を使用。
構造 吊り金具を使わず、壁にシートを固定して
膜材を引っ張る独自工法。
吊り金具で天井材を支える。
耐震性・安全性 軽量のため、崩落リスクが低い。
不燃性能あり、火災時も高い安全性を確保。
重たい天井材を吊り金具で固定しているため、
崩落のリスクがある。
工期 5日程度で施工完了。 2〜3週間必要。
BCP
(事業継続計画)
軽量構造で閉鎖リスクを最小化。事業継続に貢献。 天井の崩落時は長期閉鎖の恐れがある。

※建物の広さや構造によって変わります。

MAKUTENマクテン
強靭なファイバーシート

ファイバーシート

マクテンに使用されるファイバーシートは、軽量でありながら高い強度と耐久性を備えた膜材です。
一般的な天井材の約1/10という軽さで、地震時の落下リスクを大幅に低減。
さらに、マクテンで使用されている幕材は強度が高く、紫外線の影響がほとんどない室内では劣化も少なく、耐久年数は約30年です。
加えて、不燃性能を備えているため、火災時にも被害を抑えられる安全性の高い天井材です。

※耐久年数は保証値ではありません。

受賞歴・認定歴

イノベーションコンテスト受賞式 NETIS登録国土交通省2018.岡山テクノロジー展グランプリ大賞2022.(一社)防災安全協会復興支援部門防災製品大賞2018

受賞・認定歴

  • 平成30年1月  NETIS 登録(国土交通省)
  • 平成30年9月  防災製品等推奨品認定
  • 平成30年10月 (一社)防災安全協会 防災製品大賞 復興支援部門 銅賞
  • 平成30年11月 新製品による新事業分野開拓事業者認定(岡山県)
  • 平成30年12月 地域未来牽引企業認定(経済産業省)
  • 平成31年4月  第27回中国地域ニュービジネス大賞特別賞受賞
  • 令和4年11月  岡山イノベーションコンテスト2022 グランプリ・大賞
  • 令和5年3月  中小企業庁主催 第3回アトツギ甲子園 優秀賞
  • 令和7年3月  NIKKEI THE PITCH グロース アトツギベンチャー部門賞
  • 令和7年4月  第11回ジャパン・レジリエンス・アワード 優秀賞受賞

特許・意匠等 登録実績

  • 特許番号:特許第6083777号
  • 特許番号:特願2016-023206
  • 意匠登録番号:意匠登録第1559460号

MAKUTENマクテン
施工方法

施工イメージ

1設置高さの調整.2金具取付位置を設定.3自社工場でジャストフィットな天井シートを制作.4金具とシートを持ち込んで取り付け.5張力をかけて水平な天井に.6証明・設備等の取付既存の証明もそのまま利用可能 1設置高さの調整.2金具取付位置を設定.3自社工場でジャストフィットな天井シートを制作.4金具とシートを持ち込んで取り付け.5張力をかけて水平な天井に.6照明・設備等の取付既存の証明もそのまま利用可能 施工前の画像~施工後の画像

※施工した時のタイムラプス動画です。

施工事例

よくある質問Q&A

Q1:FS 天井を張る高さに決まりはあるの?
A.天井の高さは自由に施工できます。(通常天井 2.7m~特定天井 6m以上)
Q2:どうやって一枚のシートにするの?
A.2m幅のロールシートを特殊な溶着技術でつなぎ合わせます。
Q3:シートは伸びないの?
A.グラスファイバー製シートなので、夏季等の気温の変化があってもシートは伸びません。
Q4:防火性能はあるの?
A.不燃認定材料です。様々な施設で安心してご利用いただけます。
Q5:年月がたつと弛みがでてくる?
A.基本的にはテンションを張ると弛まない構造です。再緊張の必要はありません。
Q6:耐久性はどうなの?
A.シート材は劣化や変形の少ないグラスファイバー製シートを用いており、シート自体の期待耐久年数は30 年以上になります。 ※保証値ではありません。
Q7:照明は付けられるの?
A.下地利用し照明器具、空調設備の取付は可能です。覗き穴としてのオリジナル点検口もあります。シートの全面にテンションをかけた後に取り付け箇所のシートを開口し、下地を利用して取り付けます。
Q8:汚れたりしないの?
A.シート材の表面にはフッ素コーティングがされているため、汚れ等が付着しにくい材料になっています。
Q9: 穴が開いた場合の補修方法は?
A. 同じシートをパッチワークのように張る事が出来ます。また大きく切り取って現地溶着も可能です。
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